参院選新潟選挙区から立候補予定のNHK党・越智寛之氏が会見、選挙公約は「(NHK受信料の)請求書をNHK党関連の司法書士事務所によって代理受付けができるようにすること」

第26回参議院議員選挙で新潟選挙区から立候補を予定しているNHK党の越智寛之(おちひろゆき)氏が8日、新潟県庁で記者会見を行った。

参院選の公約について越智氏は、「(NHK受信料)不払いの人に送られてくる請求書を、NHK党関連の司法書士事務所によって代理受付けができるようにすること」と説明。これにより、「(受信料不払いで)NHKから請求書が来るのが嫌だという人に、NHKからの請求書が届かなくなり、NHKと関係することがなくなることが実現すると考えている」と話した。

また、新潟選挙区から出馬する理由については、「NHK党の立候補者は得票数に応じて政党助成金が再配布されるので、人口の多いところが有利。人口の多い新潟を(NHK党から)割り当てていただいた」(越智氏)と話し、個人の思いではなくNHK党からの割り当てによって決定したことを明かした。

選挙期間中の活動は、ポスターを貼る作業のみを行い、演説などは行わない。ポスター掲示か所の目標は3,000か所とし、1人で掲示作業を行うという。

一方、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非については、「党は再稼働の方針。私は、電力に関しては使うところで作るのが原則だと思っている。東京で使う電力を柏崎刈羽で作るのは誤っていると思う。都会の電気を田舎で作るのは反対だ」(越智氏)と話していた。

越智氏は、愛媛県西条市出身で、1974年6月6日生まれの48歳。摂南大学国際言語文化学部を卒業後、IT関連企業勤務を経て、2019年にアイシステムコンサルティング株式会社(岡山県)を開業しITコンサルタント業務を行っている。本籍は岡山県岡山市に置くが、現在は東京都港区に居住している。ゴルフやマラソンの趣味を持っているという。

参院選新潟選挙区から立候補を予定しているNHK党公認候補の越智寛之(おちひろゆき)氏

記者会見を行う越智寛之(おちひろゆき)氏

 

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