新潟県長岡市長選が告示、現職の磯田市長と元長岡市議の藤井氏が出馬
新潟県長岡市の市長選が27日告示された。投開票は10月4日。長岡市選挙管理委員会によると、現職で再選を目指す磯田達伸氏と、元長岡市議会議員の藤井盛光氏が立候補しており、2人の一騎打ちとなる。なお、2人はともに無所属。
磯田氏は副市長などを経た後、2016年に長岡市長に初当選。現在は「市民の命と健康を守り、長岡の未来を切り開く」をモットーとし、新型コロナウイルス感染予防への取り組みを行う一方、企業誘致や長岡からの技術革新による産業の活性化と若者の流入などに注力している。
藤井氏は2011年4月から長岡市議会議員を通算2期勤め、今回で3度目の長岡市長選への挑戦となる。今回の選挙で藤井氏は、昨年発覚した長岡市の官製談合事件の事実解明不足、柏崎刈羽原子力発電所再稼働において長岡市への事前了解権が無いこと、そして、長岡市の財政悪化を「長岡市政3つの大問題」とし、これらを解決することを掲げている。
長岡市選挙管理委員会は、今回の市長選の投票では、筆記用具の消毒やフェイスシールドなどの新型コロナウイルス対策を徹底し、投票者にもマスクの使用や手指のアルコール消毒を呼びかけている。