【再掲載】平野歩夢選手が新潟県民栄誉賞特別賞第1号に、県が北京2022オリンピックなどの大会で活躍した選手たちを表彰

新潟県は10日、北京2022オリンピック・パラリンピックなどの大会で活躍した県内出身選手を表彰した。新設の県民栄誉賞特別賞第1号となった平野歩夢選手は「自分が今までやってきたことを認められ、モチベーションにも大きく繋がる。ありがたい気持ちでいっぱい」と語った。

平野選手のほか、北京2022オリンピック・パラリンピックで5位に入賞した冨田るき選手、7位入賞した出来島桃子選手、ウィンターXゲーム2022で3位に入賞した平野海祝選手が県スポーツ賞を受賞した。また、冨田せな選手へも県民栄誉賞が贈られるが、日程の都合により後日の表彰となる。

左から、平野海祝選手、平野歩夢選手、新潟県の花角英世知事、冨田るき選手、出来島桃子選手

オリンピック後も雪の残っている海外での練習をつづけ、今回久しぶりに日本へ戻ったという平野兄弟。新潟県の花角英世知事から「今の練習や生活の状況は?」と問われ平野歩夢選手は「自分の場合は終わってからが大事だと考えている。終わったわけではなくこれが始まり。海外で転戦するなかで、新しい目標に向けて練習をつづけている」と次の戦いへ準備を始めている現状を話す。

一方で、弟の平野海祝選手も「(スノーボードの練習は)10月からスイスで雪が降るが、その後すぐに大会になるので、オフシーズンのあいだもスケートボードと並行して日本でがっちり練習しておきたい」という。また今後の目標について「やっぱり4年後のオリンピックでメダルを取りたい」と意気込むが、同時に「(自分より)若い子たちにも上手い選手が増えているので、厳しい戦いになると思って頑張っている」とストイックな姿勢を見せた。

また、花角知事との歓談後の囲み取材において、平野歩夢選手は次のオリンピックや新しい技について問われ「スノーボードには常に進化を求めてきた。今は自分なりにイメージして練習しているが、それがオリジナルのトリックに繋がれば。4年前『これ以上ない』と言われつつも今回新しい技が出てきたように、その先(新しい技)は少なからず生まれてくると思う」と新技にも積極的なことを明かした。

花角知事との歓談の様子

平野歩夢選手と花角知事

 

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