株式会社スノーピーク(三条市)、7つの製品・サービスで2020年度グッドデザイン賞
株式会社スノーピーク(新潟県三条市)は、7つの製品・サービスで2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したと発表した。このうち、「HOME&CAMPクッカー19/26」は「グッドデザイン・ベスト100」(グッドデザイン賞受賞対象の中で特に高い評価を得た100件)に選出された。
グッドデザイン賞を受賞したのは、クッカーセット「HOME&CAMPクッカー19/26」「土鍋膳」、パーコレータ「フィールドコーヒーマスター」、ミュージアム「スノーピークミュージアム」、旅行・体験事業「ローカルツーリズム」、リサイクルプロジェクト「スノーピークリサイクルプロジェクト」、複合型観光拠点「スノーピークかわの駅おち」の7製品・サービス。同社にとって1990年の初受賞以降、通算受賞製品数は85点となった。
クッカーセット「HOME&CAMPクッカー19/26」は、家である程度の食材を調理していくことで、キャンプ場などで簡単に調理できるアイテム。キャンプ用のまな板や包丁が揃っていない人でもキャンプを楽しめる。
HOME&CAMPクッカー19
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/p/132880
HOME&CAMPクッカー26
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/p/132881
スノーピークの報道資料によると審査員コメントは以下の通り。
「近年、市場の拡大と共にキャンプを楽しみたいというニーズは年々増している一方で、初心者にとって、鍋やフライパンなど、既に家にあるものをアウトドア用に別途購入するのは金額的にも、収納的にも躊躇するもの。この製品は、そういった多くのキャンパーが抱える潜在的なニーズを汲み取りつつ、最大限にキャンプを楽しむための細かな配慮と機能に満ち溢れた優秀なプロダクトである。家と外を繋ぐ汎用性はもちろん、メーカーの高い知見や経験値が反映されたデザイン、工業製品としてのプロダクションレベルの高さなど、あらゆる点で審査員の高い評価を集めた」