ダイニチ工業、加湿器の累計生産台数250万台を突破
設計から組立まで一貫して新潟で行っている
石油ファンヒーター最大手メーカーのダイニチ工業株式会社(新潟市)の加湿器の累計生産台数が250万台を突破した。
加湿器は、石油燃焼機器の専門メーカーとして培ってきた技術を活かし、2003年秋に販売を開始。設計から組立までを新潟で一貫して行っている。加湿器のメーカーとしては後発だが、運転音の静かさでは業界ナンバー1の性能を実現(同社調べ)したほか、発売当初より、製品の3年保証制度を導入し、評判を獲得してきた。また幅広いニーズに応えるため、機能・性能・デザインごとにシリーズを設け、各シリーズごとに加湿量の異なる製品をラインナップしている。価格は1万7800円から6万800円。
2015年には中之口工場へ製品ラインを移設し、より迅速に製品を供給する体制を強化している。