菊田県連会長「自民党の支持率高く楽観できない」、各種調査でも激しく競っている模様
立憲民主党新潟県連は12日、新潟市内のホテルで常任幹事会を開催した。
来月投開票が行われる参院選挙に新潟選挙区から4選を目指す森裕子参院議員について、菊田真紀子県連会長は会議の冒頭、「参院選のスタートまであと10日となった。臨戦態勢ということで緊張感を持って臨みたい。県知事選は連合新潟と私たちの立場は異なったが、参院選は森裕子さんの再選を目指して頑張っていこうと連合新潟とがっちりと握手をさせていただいた」と挨拶した。
会議後の取材で菊田県連会長は、「森裕子さんは立憲民主党の公認候補だが、いろいろな人の力を借りないと勝利はおぼつかない。1人区の新潟は必ず勝たなければならない最重要地区だが、自民党や岸田内閣の支持率は高いため、決して楽観できない厳しい状況にあるとみなさんに伝えた」と話した。
今回の参院選新潟選挙区には森氏のほか、自民党新人の小林一大氏、政治団体「参政党」の遠藤弘樹氏、NHK党の越智寛之氏の計4人が立候補を表明している。
5月末のある民間調査では、森氏と小林氏はわずか0.5ポイント差で競り合っている。立憲民主党の関係者も「2人は激しく競り合っている」と話している。
(文・撮影 梅川康輝)