加茂湖(今年4月撮影)
新潟県は5日、佐渡市にある加茂湖の潟上地先で警報値を超える赤潮プランクトン(ヘテロカプサ・サーキュラリスカーマ)が確認されたことから漁業関係者に注意喚起を行った、と発表した。現時点で養殖カキに異常は見られない。
9月24日のモニタリング調査時において、出現状況は0個/mlだったが、5日は805個/mlだった(警報値は500個/ml以上)。
県では警報値を下回るまで毎週モニタリングを実施する(次回調査予定は10月6日)。
ヘテロカプサ・サーキュラリスカーマは高水温・高塩分で発生、人体への影響はなく、魚類や甲殻類もほとんど影響を受けないが、貝類(特に二枚貝)が特異的に被害を受けるという。