新潟県阿賀野市の瓢湖で今季初の白鳥の飛来を確認
新潟県阿賀野市は7日、同日午前9時頃、瓢湖で9羽の白鳥(コハクチョウ)の飛来が今季初めて確認されたと発表した。昨年の初飛来は10月6日で、1日遅い飛来となった。今回は9羽のうち幼鳥3羽を確認した。
飛来数は例年11月頃に最多となり、3月にはシベリアへと帰っていく。
にいがた観光ナビによると「白鳥の渡来地」として国の天然記念物に指定されている瓢湖は江戸時代に造られた用水地。1954年に故吉川重三郎氏が、日本で初めて野生の白鳥の餌付けに成功したことで注目を浴びた。2008年にはラムサール条約登録湿地となり、水鳥の生育地が大切に守られている。