日本維新の会から出馬予定の青島健太氏が新潟駅(新潟市中央区)近くで街頭演説
日本維新の会は14日、新潟市中央区において、今夏の参議院選挙に日本維新の会から出馬を表明した、元プロ野球選手でスポーツライター、ニューズオプエドレギュラーの青島健太氏が街頭演説を行った。
新潟市中央区東大通交差点の路上に立った青島氏は、演説の冒頭で故郷である新潟を懐かしみ、沿道に集まった人々とコミュニケーションを交わした。新潟での思い出を語ると、自分が掲げる政策について語った。
まず高齢化社会について言及し、65歳以上の高齢者の医療費の高さについての考えを語った。青島氏は、「65歳未満の年間の平均医療費は19万余りで、65歳以上の年間の平均医療費は、約75万にも上る」と訴え、増え続ける医療費に対しての危機感を募らせながら「スポーツを通じて高齢者の健康づくりを行い、医療費の伸びを抑えていく」と話した。
また日本の出生率について触れ、少子化が加速していく現状を語りながら、「出産」と「教育」の無償化を目指すという。つづけて、「小学校から大学までの教育費の負担がすべて無償化されたとしたら、所得が増えるわけではないが、ある意味で可処分所得が増えているようなものだから、世帯ごとの金銭的余裕ができ、教育に適した状況と出産して子供を育てていくのに適した環境ができるのではないか」と主張した。
青島氏は、「私はこれからの日本は『教育立国』であってほしいと考える。『教育大国』であることが私たちの何よりの誇りになっていくだろう」と話した。
街頭演説後に取材に応じた青島氏は、新潟維新の会との連携について、「(維新の会は)まだまだ新潟での体制は整っていないと思う。ふるさとですから、ここに来て色々な人たちとお話をしたり伺ったりすることで、維新の存在もいい形で理解をして頂けることに繋がると思う」と語った。
(文・撮影 児玉賢太)