新潟市江南区で新たに5人の新型コロナウイルス感染者を確認
新潟市は8日15時に会見を行い、市内114例目から118例目となる新型コロナウイルス感染症患者、計5人が確認されたと発表した。いずれも江南区在住で、7日に確認された113例目患者の濃厚接触者である。
市内114例目は20歳代学生の男性で、113例目患者の息子。9月26日、27日に113例目患者とともに県外へ出かけている。28日に市内の学校へ登校したが、午前中の授業のみで濃厚接触者は確認されていない。29日以降、37から40度台の発熱や倦怠感があり、10月5日にBQ医療機関を受診。6日に新潟市医師会新型コロナ相談外来を受診し、PCR検査を実施したところ翌日7日に陽性が判明した。本日8日に市内の協力病院へ入院している。濃厚接触者はいないが、学校での接触者はPCR検査を受診する予定。
115例目は50歳代無職の女性。113例目の妻。9月30日に38度台の発熱があった。116例目は20歳代公務員の男性。114例目と同様に、113例目の息子。10月1日に発熱と倦怠感があり、自宅で療養し外出などはしていないという。117例目は20歳代無職の女性。113例目の娘にあたる。30日から発熱があった。115から117例目は、6日に113例目患者の陽性が確認されたのち、7日に濃厚接触者としてPCR検査を受診して感染が判明した。
118例目は40歳代団体職員の男性で、113例目患者の同僚。無症状であるが、7日に濃厚接触者としてPCR検査を受診し陽性が判明した。
5人全員、現在は発熱などの症状は収まっている。
5人はいずれも渡航歴はない。115例目以降の詳細な行動歴や接触者・濃厚接触者は現在調査中である。新潟市保健衛生部の野島晶子部長は、115例目以降は113、114例目から感染した疑いがあるが、113、114例目は未だ感染経路は不明であると話した。