新潟県妙高市が市内約460店舗で利用できる「みんなの応援券」の販売および対象者への無料配布を実施

みんなの応援券(プレミアム分)表紙(妙高市提供)

新潟県妙高市は16日、市内店舗で利用できる応援券事業の実施を発表した。原油価格や物価の高騰などに伴う経済支援や地域経済の消費喚起を目的とした事業で、1冊1万円分の利用ができる「みんなの応援券」の販売と、対象者への無料配布を実施すると発表した。

応援券販売(プレミアム分)の対象者は、4月30日現在妙高市の住民基本台帳に記録されている人で、「購入引換券」を世帯主あてに郵送する。出生児については、8月31日までに生まれた子どもまでが対象となる。1冊1万円分の応援券を5,000円で販売し、1人2冊まで購入できる。

応援券は、この事業に参加している全店舗で使える「全店舗共通券」5,000円分と、市内に本社のある店舗のみで使える「市内本社店舗専用券」5,000円分が入っている。販売期間は、7月1日から8月31日まで。販売場所は、商工会議所、各商工会、市内郵便局(簡易郵便局を除く)、新井信用金庫市内本支店、くびきの情報館、妙高高原観光案内所(23か所)。使用期間は、7月1日から9月30日まで。

一方、応援券の無償配布(ギフト分)は、4月30日現在で妙高市の住民基本台帳に記録されている人で、今年度中学3年生以下の人と、75歳以上になる人が対象となる。配付される応援券は1冊1万円分で、使用期間は7月1日から9月30日まで。

応援券購入引換券(プレミアム分)と応援券(ギフト分)は、20日ころからゆうパックにて郵送が始まる。妙高市によると、現在のところ応援券を利用できる店舗は、約460店舗にのぼる。

妙高市の担当者は「新型コロナウイルスによる影響のほか、原油価格の高騰や物価が上昇している中で、家計を支援する目的で実施する。また市内店舗への応援にもなるので、有効に利用して欲しい」と話している。

みんなの応援券(プレミアム分)、市内本社店舗専用券(妙高市提供)

みんなの応援券(プレミアム分)、全店舗共通券(妙高市提供)

(文 中林憲司)

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