新潟県若手職員が民間企業と連携し、新潟市北区の県営早通南団地の駐車場で移動販売
新潟県は14日、「若手職員による政策提案推進事業」の一環として、民間企業と連携し、新潟市北区の県営早通南団地の駐車場移動販売を実施すると発表した。
近年、県営住宅では、少子高齢化や人口減少に伴って入居者の高齢化が進行するとともに、空き室などの未利用財産が増加している。こうした課題解決に向けて、入居者などの買い物支援や地域住民の交流機会の創出を目的に実施する。
実施期間は10月21日から11月18日までの毎週水曜日午後1時から午後3時まで。場所は県営早通南住宅内の駐車場(新潟市北区早通南5丁目地内)
移動販売車により食料品や日用品を試験的に販売する。参加団体の役割や販売品目などは以下の通り。
・株式会社ローソン(移動販売車の提供、自社商品の販売)
・社会福祉法人愛宕福祉会(自社商品の販売、障がい者が働く機会の創出)
・紀の屋(地元商店、自社商品の提供=愛宕福祉会が販売代行)
・新潟県(県有地の有償提供)
今回の試験実施による検証を踏まえ、今後、本格的な実施について検討していく予定。
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