「議論をすることって素晴らしい」新潟市で足立康史衆院議員を招き「第3回新潟維新政治塾」開催
国政政党「日本維新の会」の新潟県総支部である新潟維新の会は19日、新潟市中央区で「第3回新潟維新政治塾」を開催した。講師に、日本維新の会国会議員団政調会長の足立康史衆院議員を招き、講義を行った。
受講していた参加者から公務員との付き合い方についての質問を受けると、足立衆院議員は持論を展開した。
「公務員の皆さんだって国に所属しているわけです。(国を1つの会社とみなして)従業員を大切にしますよね。例えば、市役所に市民の皆さんが大柄な態度を取られることがあるでしょ。泣き寝入りをしている市民のかたもいる。本当は市民の皆さんの方が偉いんです。でも役所の窓口では市民の皆さんのほうが弱い。それをじゃんけんに例えるのなら、市民、県民、国民をグーだとすると、役所はパーで、政治力はチョキなんです。そこで市民のみなさんは政治家を自分で選んで、グーの市民は、パーの役場職員に対してのアプローチができる。政治家は、市民の声を聴き、そういう対応を正すことができると思う」と述べた。
少子化対策、移民問題、燃料費・物価高騰問題、安全保障の問題など、参加者からの積極的な質問に1つ1つ丁寧に答えていた。
最後に足立衆院議員は、「みんなで今日みたいな議論をしながら、どうやって過半数の議席を取って、政権を取れるか考えていきたい。一緒に議論しながら、今日申し上げたようなことを議論する事って素晴らしいと思う。素晴らしいものだったら、俺も一緒にやろうってみんな思うんじゃないかと思う」と締めくくった。
「新潟維新政治塾」は、4月17日に第1回が開催され、来春に行われる統一自治体選挙の候補者発掘などを目的に設立された。