自民党県連、20日に自民党の衆院新潟4区支部長に就任する國定氏が挨拶
自民党の衆院新潟4区は19日、自民党県連会館で、支部長・幹事長会議を開き、20日に正式に4区支部長に就任する國定勇人氏が挨拶を行なった。國定氏は今春、4区支部長への就任が内定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて三条市長職の辞任を今月15日まで見送ったため就任が延びていた。
國定氏は、これまでの経緯の報告と各員の協力への感謝を述べるとともに「三条市長を14年勤め、それぞれの地域の発展のためには、政権与党とのしっかりとしたつなぎ役が必要だとの声をいただいた。私は、新潟あるいは日本という曖昧な言い方でなく、この4区内にある旧13市町村それぞれに徹頭徹尾尽くして、地域を発展させていく。地域の一人一人の住民が、子や孫にバトンタッチできる地域づくり、未来づくりの役に立っていきたい」と話した。会議は冒頭以外非公開で行われたが、國定氏の今後の運動方針が話し合われたという。
また、國定氏は挨拶の中で現職の菊田真紀子氏について「この3ヶ月間、市長職の間を縫って4区を挨拶に回るほどに、現職の菊田氏は6期務めるだけあって知名度の面でとても強いことを実感した」と話した。また会議後の記者会見で「衆院解散の時期は全くわからないが、私の立場は一介の挑戦者や新人に過ぎず、菊田氏との戦いには時間がないと考えている。私は三条市以外には圧倒的に顔も名前も知られていないため、一人でも多くの方に会うために自分の時間を割いていきたい」と語った。
4区支部長代理を務めた佐藤純県議は記者会見にて「1年前、私が代理を引き受けてからは自民党4区の空気は重かった。しかし、國定氏が支部長に決定し軸がしっかりと定まった今回は、今後の動きに関して前向きな意見が多く出て、変化が見られた。二階俊博氏からも、二階派総出で応援に入ると確約をいただき、我々にとっても心強い」と話した。