新潟県の花角英世知事が会見、県内押印手続きの大半を廃止へ
コロナウイルスのLINEお知らせシステムについて
新潟県の花角英世知事は21日、新潟県庁で定例会見を開き、新型コロナウイルスのLINEでの告知や、県内手続きの押印の廃止について説明した。
花角知事は、16日から運用開始の新型コロナウイルスのラLINEを活用したお知らせシステムについて、「ラインアプリを入れている人は極めて簡単なので、ぜひ利用してもらいたい。高齢者などはコールセンターでも受け付けているので問い合わせてもらいたい。20日の昼の時点で登録者数が4,700人あまりになった。今後もできるだけ増やしていきたい。すでに新潟ふるさと村でピーアールしたが、今後はサッカーの試合など周知活動をしていく。より多くの人にシステムを利用してもらいたい」と話した。
県内手続き押印の大半を廃止へ
また、国が推進している押印の廃止について、「押印の撤廃を進める。県の手続きで必要な押印は5,000くらいある。押印の目的はなりすましを防ぐことや本人確認のためなどだが、見直しをすると多くは廃止をしても大きな問題はなく、大半は廃止にしていく方向だ。例えば、奨学金貸与契約などはの頃かもしれないが、年度内に整理をしたい。9割くらいは廃止できるのではいか。市民のメリットは煩雑さが少なくなる。できるだけ早く整備をしたい。できるものはオンラインにも移行したい」と話した。
アルビレックス新潟選手の酒気帯び運転について
サッカーのアルビレックスのファビオ選手とペドロ・マンジー選手が酒気帯び運転などの疑いで書類送検された件で、「こういう事件が起きたことは非常に残念だ。経営、運営上の問題ではないか。不祥事が発生した場合の認識が甘かったのではないか。どうしても隠していた印象を持ってしまう。情報開示や処分をすみやかにする必要がある」と述べた。