「日朝首脳会談をしなければ解決できない」救う会新潟が新潟市で街頭署名活動
北朝鮮による拉致被害者の救助活動を展開する「救う会新潟」は25日、新潟県水産会館(新潟市中央区)で街頭署名活動を行った。
「救う会新潟」の街頭署名活動は今年春に実施して以来で、昨年まではコロナ禍で署名活動も数多くは開催できなかったが、新潟県内の新型コロナウイルス感染症も落ち着いてきたことから、今年はこれから5、6回ほどの開催を計画している。
高橋正会長は「今後は新しい場所で署名活動をしていかないと、拉致問題が風化してしまうおそれがある。国が積極的に動いてくれるよう喚起するために、『救う会』の全国で署名活動を展開している」と話した。
また、「新潟県は特に横田めぐみさんが14歳で拉致されている。曾我ひとみさんや蓮池薫さんは帰ってきたが、まだ大勢の拉致された人が帰ってこられない。岸田文雄総理には最終的に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記とのトップ会談を何としてでも実現してもらいたい。日朝首脳会談をやらなければ、拉致問題は解決できないと思う」と語った。
(文・撮影 梅川康輝)