新潟県魚沼市選管が参院選で選挙権を有しない人に投票所入場券を誤送付
新潟県選挙管理委員会は25日、新潟県魚沼市選挙管理委員会が参院選において選挙権を有しない人に投票所入場券を誤送付し、投票させてしまった事案が発生したと発表した。
事案の概要は、25日12時30分ころ、魚沼市本庁舎期日前投票所で、魚沼市選挙管理委員会が転出から4か月経過により選挙権を有しなくなる人に対して、誤って投票所入場券を送付していたもの。
期日前投票所にその投票者が来場した際、投票所入場券を持参していたことから、選挙システムでエラー表示が出でいたにもかかわらず、画面表示をよく確認せず投票用紙を交付し、投票させてしまった。この投票者の投票後、選挙システム上で投票更新処理ができないことから事態が判明した。
新潟県選挙管理委員会は、魚沼市選挙管理委員会に対し、事情を聴くとともに再発防止の徹底を申し入れたほか、県内市区町村選挙管理委員会に対し、今後の投票事務に万全を尽くし、誤りを生じないよう全投票所に徹底することを通知したという。