参院選公示から最初の日曜日、各候補者4人が新潟市内でそれぞれの選挙戦を展開
参院選公示から最初の日曜日となった26日、各候補者は4人とも大票田の新潟市を中心に選挙活動を行った。
自民党の新人、小林一大(かずひろ)候補は13時過ぎに万代シテイで街頭演説を行った後、万代から本町までランニングし、若さと体力をアピールした。その後、本町から商店街を練り歩き、近くの白龍大権現神社で塚田一郎衆院議員とともに必勝祈願を行った。
対して、立憲民主党の現職、森裕子候補は、街頭演説や個人演説会といったきわめてオーソドックスな手法で選挙活動を展開した。15時過ぎには、新潟市西区の原信五十嵐東店前で街頭演説を行い、「異常な物価高に対して何もしない自民党。私たちは岸田インフレと呼んでいる。今一番やらなければいけないことは、消費税やガソリン税を減税し、物価高に負けない年金を確立すること」と訴えた。
一方、NHK党の新人、越智寛之候補は、午前中、新潟市江南区にて自身で淡々とポスター貼りを行った。この日は一日中、新潟市内でのポスター貼りに時間を取られた。越智候補は「街頭演説をするよりも、SNSで何枚ポスターを貼ったと報告する方が反応があると思う」と話していた。
また、政治団体「参政党」の新人、遠藤弘樹候補は、夕方から新潟市内で街頭演説を行い、19時から参政党結党メンバーの松田学候補(元衆院議員)を迎え、新潟県民会館で講演会を行った。遠藤候補は、農業や林業、漁業の課題について触れたほか、「我々は何か新しいことをするわけではない。原点に立ち返ればいい。この国を良くしていきたい」と決意表明を行った。