北京オリンピックで銅メダルを獲得した冨田せな選手が新潟県民栄誉賞を受賞
新潟県は27日、2022年北京オリンピックのスノーボードハーフパイプで銅メダルを獲得した冨田せな選手に県民栄誉賞を授与した。
新潟県の花角英世知事から賞状と記念品を授与された冨田選手は、賞状や記念品を授与されると満面の笑みで応えていた。花角知事との懇談の中で冨田選手は、「(スノーボードの)競技者が増えたら嬉しいが、まずスノーボードなどを色んな人にやってもらいたい。よければ上越エリアにいい施設を建ててもらえたら嬉しいなと思う」と笑いながら知事に直談判していた。
式典後、報道陣の取材に冨田選手は記者からの質問に答えた。北京オリンピックの感想を振り返ってみてどうかという質問に対して冨田選手は、「4年間、すごい怪我もたくさんして苦しい時期もあった。でも、北京オリンピックという大きな舞台で、今まで練習してきたことをしっかりやりきって、3位という結果がついてきたので、すごく嬉しい」と答えた。
県民栄誉賞を授与された感想を問われると、「すごく素晴らしい賞をいただけて嬉しい」と答え、続けてこれからの意欲についてを問われると、「今も大会のチーム登録を新潟でさせていただいてるので、もっと新潟を盛り上げていけたらと思う」と述べた。
次のオリンピックについての質問がされると、「正直、まだはっきりしてない部分もある。大会に出たいという気持ちはあるので、私らしい滑りをたくさんの人に見せれたらと思う」と次のオリンピックについては、まだ明確に決まっているわけではないが、積極的に競技を続けていく意欲はあることを語った。