(株)マルイチ(新潟県村上市)、特殊伐採の現場で生まれるアイデアをもとに知財・製品開発・製造を行なう子会社を設立
法面工事・特殊伐採を手がける株式会社マルイチ(新潟県村上市)は、100%子会社で、知的財産ビジネス、製品の開発・製造・販売事業に特化したマルイチ エアリアル エンジニア株式会社(東京都、maec)を9月29日に設立した。
maecでは取締役に世界トップのアーボリスト(※、マルイチ取締役兼任)およびコロンビアの最新AIロボティクス技術者を迎えた。マルイチで進めていた、知的財産ビジネス、製品の開発・製造事業に事業を特化し、これまで以上に専門的かつスピーディーに事業に取り組んでいくという。
具体的には、マルイチの現場作業からヒントを得た発明を特許化し、現場の作業をより安全・安心・快適に・スムーズに行なうことが出来るような製品・システムの企画・開発・製造を行なう。製品・システムは、特殊伐採、建設業のみならず、“ロープワーク”を行なうすべての業界に広く販売していくという。さらに、知的財産ビジネスとして、取得した特許およびそれに係る技術・ノウハウのライセンスを世界展開していく。なお各製品・システムの開発では、タイ、台湾、コロンビアのエンジニアなどに委託したり協業を行なったりしているという。
【新会社概要】
会社名/マルイチ エアリアル エンジニア株式会社
代表者/代表取締役社長 酒井 順子
取締役/酒井順子(代表)、三﨑登、ポール・ポインター・デイビッド、カルロス・アンドレス・エスカランテ・ヒグエラ
所在地/東京都中央区銀座7丁目15-18銀ビル4F
資本金/100万円
URL/https://www.maec.jp
(※)アーボリストとは、主に高い樹木の剪定・メンテナンスを行なう樹木の専門家を指す欧米で広く知られる呼称。