新潟おさかな大使のさかなクンが新潟県阿賀野市立分田小学校をサプライズ訪問

イラストを描きながら授業を行った

新潟おさかな大使に任命されているタレントのさかなクンが27日、新潟県阿賀野市立分田小学校をサプライズで訪れ、全校児童56人に食育教室を実施した。県内の学校では初の取り組みだという。

新潟県では新型コロナウイルスの感染拡大により、需要減少などの影響を受けている県産水産物を県内小中学校などへ学校給食として提供する一方、学校への食育教材の配布などで水産業への理解を促進する取り組みを行っている。今回のサプライズ訪問はその一環。

分田小学校は県産マダイや県産ブリを使用した給食が県内で初めて出された学校であることから、今回の訪問に選ばれた。給食にはマダイの塩焼きが出され、児童たちには身が柔らかいと好評だったという。

さかなクンが登場すると、児童たちは大喜び。さかなクンは、背びれや尾びれの本数を説明しながら、ホワイトボードに張り付けられた紙にマダイのイラストを描いていったほか、「魚を食べると元気になる。スポーツや勉強ができるようになる」と児童たちに語りかけていた。また、児童から好きな魚を聞かれ、「形が可愛いハコフグ」と答えていた。

また、さかなクンは同日午後、新潟県の花角知事を訪問し、小学校で授業を行ったことなどを報告した。

さかなクンは「絵を描いたり、子どもたちと考えたり、ふれあいができてよかった」と話し、花角知事は「子どもたちには、ぜひ海にも魚にも関心を持ってもらいたい」と話した。

また、さかなクンは「新潟県の魚は冷たい水流に耐えるために、栄養のあるものを食べているし、脂がのっていて美味しい。脂はサラサラしていて、味が濃い」と話した。

花角知事への表敬訪問の後に応じたぶらさがり取材で、さかなクンは「新潟県の魚の種類は600種類あると聞き、ぜひ調べて本にしたいと思った。お昼にはサケを食べたが、今度はノドグロことアカムツをぜひ食べたい。今はコロナ禍で大変な時期だが、地産地消が大事だと思う。新潟県の魚を食べて元気になるし、漁師さんも頑張る。相乗効果でみんな元気になる」と話した。

全校生徒56人が授業を受けた

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