(株)コロナ(新潟県三条市)の石油給湯器とファンヒーターが関東地方発明表彰で発明奨励賞受賞
新潟県三条市の株式会社コロナは、公益社団法人発明協会が主催する「令和2年度 関東地方発明表彰」において、同社の開発した給湯器とファンヒーターが発明奨励賞を受賞したと発表した。今回の受賞により、平成元年以降のコロナの地方発明表彰受賞件数は累計で84件。
受賞したのは、省エネ性能を向上した直圧式給湯機と、消火時の臭気を低減した石油ファンヒーターの2商品。給湯機「UKB-AG470FMX」は、水道水の温度の影響を受けて冬場夏場に給湯温度が不安定になりやすい従来の水道直圧式石油給湯機を改良し、水道水が所定温度範囲内の場合と範囲外の場合とで加熱制御を切り替えることにより、給湯温度を安定させ、省エネ性能も向上させる技術が評価された。
ファンヒーター「FH-ST3619BY」は、石油ファンヒーターを消火する際に生じる臭気を低減する技術が受賞へ繋がった。消火時に火力をゆっくりと低下させ、 一定水準の火力を維持させた後で消火することにより、臭気の発生を低減させている。
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「令和2年度関東地方発明表彰において発明奨励賞を2製品が受賞」