新潟県妙高市がSDGsの理解促進を目的とした啓発ブックを市民へ配布
新潟県妙高市は6月30日、SDGsの理解促進を目的とした啓発ブック「みょうこう未来BOOK」を市民へ配布した。
妙高市は2021年5月に内閣府が認定する「SDGs未来都市」に選定。これまでにも、2月には推進フォーラムを開催し、4月と6月には妙高市庁舎へ懸垂幕や啓発を目的としたラッピングを施して市民のSDGs理解促進を図ってきた。
今回は、市報7月号の発送に合わせ、「市民一人ひとりが未来の妙高市について考え、SDGsの理解促進と行動変容へつなげること」を目的に製作した啓発ブックを市内の全世帯に配布した。
啓発ブックには、SDGsの概要のほか、17のゴールごとに「自分たちにもできること」や、小中学校などの取組紹介、オリジナルロゴマークの紹介、市民・事業所・行政の行動宣言文などを掲載している。
また、ブックの中には各家庭などで省エネ生活を実践するための「チェックシート」も同封しており、電力ひっ迫が叫ばれる今夏の節電対策や、日常的な節水活動に活用できるという。なお、チェックシートは1ヶ月分となっており、「SDGs未来都市‐妙高市‐」のWebサイトから同様のものをダウンロードできる。
妙高市の担当者は「SDGsは小中学校の授業では盛んに取り上げられているが、市民の中にはまだよく知らないという方も多いと思う。チェックシートも合わせ、日常の中でも実践できることが多いと、まずは知っていただければ」と話す。
【関連リンク】
「SDGs未来都市‐妙高市‐」 Webサイト
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