「岸田内閣には目を覚ましていただかないといけない」立憲民主党の西村智奈美幹事長が言及
立憲民主党の西村智奈美幹事長は2日、参院選新潟選挙区の森裕子候補の応援で地元新潟入りし、新潟県新発田市で街頭演説を行った。
西村幹事長は「今回の選挙はみなさんの暮らしがかかった本当に重要な選挙だ。全国をまわっているが、物価高をどうにかしてほしいという切なる声が多い。今年6月に年金が0.4%減額になった。介護保険料も上がっているので、0.4%以上に年金が下がっていると実感されている方も多いのではないか。円安が進めば、この値上げの夏は、値上げの秋、値上げの冬になっていく。通常国会の150日間、岸田総理は物価高対策を呼ばれるものは何一つ行なわなかった。国会終了後に慌てて記者会見をして、取りつくろったような小さな対策を出してきたが、対策にもならない」と話した。
続けて、「物価高対策をしているふりをしている岸田内閣には、参院選の結果で目を覚ましていただかないといけない。アベノミクスで10年間沢山のお金が使われた。大都市や大企業が潤えば、いつかは地方都市もよくなり、賃金も上がる、年金も上がると言われたが、10年経ったら、格差が広がる一方で、金持ちの人が大金持ちになっただけだ。庶民の感覚が分からない自公政権にはもう私たちの暮らしは任せていられない」と語った。
また、西村幹事長は、立憲民主党・泉健太代表の新潟入りを現在調整していると明かした。