第四銀行などが長岡のデータセンター会社に58億円のシンジケートローン
第四銀行のホームページによると、同行は、主幹事としてデータドック(長岡市)に対して、総額58・4億円のシンジケートローンを組成した。
資金は、データセンター事業実施のための設備および運転資金に使うという。
データドックは、今年4月の設立で、データセンター、クラウド、ビッグデータ解析サービスなどを手がける。主要株主は、メディックス、フジミック新潟、BSNアイネットなど。
同社のデータセンターは、長岡の冷涼な外気と雪氷を活用することで、1年を通じて機械冷房をほぼ稼動させない省エネルギー型。企業や研究機関がビッグデータ解析を実現するための基盤構築をデータセンターのファシリティ(施設、設備)領域から提供する新しい事業という。
本事業の総投資額は約68億円。同シンジケートローンのほか、「地方創生新潟1号ファンド」の出資、日本政策金融公庫の資本性ローン、経済産業省の補助金採択を受けているという。
データドックホームページ
https://www.datadock.co.jp