NSGグループの一般社団法人新潟県起業支援センター(新潟県長岡市)が24時間自動応答する「起業相談AT チャットボット」のサービスを開始

NSGグループの一般社団法人新潟県起業支援センター(新潟県長岡市)は5日、同センターが運営する「CLIP長岡」のHP にこれまでの2,000件を超える起業相談ノウノウを生かし、起業希望者からの様々な質問に24時間自動応答する「起業相談AT チャットボット」のサービスを開始した。

「起業相談AIチャットボット」の導入に至る経緯は、CLIP長岡が2014年の開設以降、地域に根差した起業支援センターとして起業支援を行ってきたが、相談内容は事業内容について、資金調達、開業手続き、マーケティング、事業計画書の作成など多岐にわたり、幅広い知識を持った専門スタッフしか対応ができないため、電話や面談で対応するまでに時間を要することが課題となっていた。

さらに、新潟県は新規起業数の低迷が続いでおり、地城経済活性化に向けた起業支援のスピードアップが求められていたことから、同じNSGグループでAl関連事業を行っている株式会社新潟人工知能研究所(新潟市)と連携し、24時間自動応答で質問に答えるチャットボットサービスを開発するに至った。

このチャットボットサービスの開発を担当した新潟人工知能研究所は、2017年設立のAl ベンチャーで、Al プロダクト開発やデータ分析事業とともに、新潟におけるAI人材の育成をミッションとしており、県内大学や専門学校等との連携を積極的に行っている。

今回の開発においても、新潟大学工学部共創経営ブログラムや開志専門職大学情報学部のインターン実習生がAIチャットボットの頭脳となるナレッジベース(質問応答のデータ )を作成するサポートやシステムテストに参加した。

CLIP長岡は、新潟県が認定した「民間スタートアップ拠点」8拠点のうちのひとつで、新潟県内における起業の活性化を目的に、起業家のための交流の場の提供や、起業に関するセミナーの開催、起業・創業の相談に対応している。

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