新潟県聖籠町で県内187例目の新型コロナウイルス感染症患者を確認
聖籠町で187例目新型コロナ患者を確認
新潟県は5日17時、聖籠町で県内187例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。
187例目は聖籠町在住、40歳代の福祉施設職員女性。3日に38.5度の発熱、4日に関節痛・寒気・咽頭痛の症状がありA医療機関を受診。同日に新発田地域PCRセンターへの紹介と検体の採取を受け、翌日5日に陽性が判明した。現在は無症状で入院先の医療機関を調整中。
1日から2日は出勤していない。その他の行動歴や濃厚接触者に関しては現在調査中。
9月5日に発表された146例目患者の陽性は取り下げ
また県は、9月5日に発表した県内146例目、阿賀町在住の30代男性の患者発生届を取り下げられたことも公表した。146例目はA医療機関で抗原検査を行ったところ陽性と判定しきれない診断結果が出たが、肺炎像も確認されたため医師が新型コロナウイルス感染症と診断したと保健所に発生届が提出された。
しかしその後、細菌性肺炎に効果がある抗生物質の投与で効果が見られたため、医師は9月18日の時点で陽性の取り下げを申し出ていた。その後、抗原キット製造元に確認したところ、本患者の検査結果については陽性と判定できない事例であることが判明し、研究機関によりウイルスの分離培養検査を行った結果も陰性と判定された。このことから、県は取り下げを受理した。