新潟県が「コロナ受診・相談センター」を開設

第27回新潟県コロナウイルス感染症対策本部会議の様子

新潟県は6日、第27回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。本部長である花角英世新潟県知事は、冒頭のあいさつで「県内の感染状況は直近一週間で新たな感染者3名が確認されている。PCR検査と抗原検査検査は毎週500件程度検査が実施されている中で、陽性率は0.5%程一定程度に抑えられている。引き続き油断せず感染防止対策に努めていただきたい。またこれから、季節性インフルエンザの流行期にはいる。本日の対策会議では、この冬の診療手順や診療体制について、県民の皆様にお伝えする内容を確認する」と話した。

会議終了後の会見によると、会議では、年末年始の新型コロナウイルス対策、これから始まる季節性インフルエンザ流行期における、医療機関診療手順などについて話し合われたという。

また、会議終了の会見の中で、県は、年末年始の移動に際して注意を呼びかけた。具体的には、年末年始は人の移動が集中し、「密」になりがちなため、帰省や旅行を分散してほしいことに加え、企業に対しても、従業員の休暇の分散取得の協力を呼びかけた。さらに、全国知事会・新潟県からのメッセージでもある感染リスクが高まる「5つの場面」に注意してほしい旨も呼びかけた。

①飲酒を伴う懇親会など
②大人数や長時間に及ぶ飲食
③マスクなしでの会話
④狭い空間での共同生活
⑤仕事からの休憩室、喫煙所、更衣室等への居場所の切り替わり

 

「新潟県新型コロナ受診・相談センター」開設

一方、新潟県は、地域で普段と異なる強い症状のある人が大幅に増加した場合に備え、かかりつけ医を持たない人や、相談先に迷った人の受け皿となる「新潟県新型コロナ受診・相談センター」を開設する(下の表参照)。9日8時30分から利用でき、毎日24時間対応(土日・祝日含む)。電話番号は、025ー256ー8275。

 

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