「海外に依存しているところを自前でやっていく国作りを」自民党の小泉進次郎前環境大臣が言及
自民党の小泉進次郎前環境大臣は7日、参院選新潟選挙区に立候補している自民党の新人、小林一大(かずひろ)候補の応援で新潟県入りし、新潟県長岡市で応援演説を行った。当日は多くの聴衆が集まった。
小泉前環境大臣は「新潟と言えば米、新潟と言えば農業。そういう環境の中で間違いのないことは絶対に日本は人口も胃袋も減るということだ。なぜ、私が輸出に力を入れたかと言うと、縮み行く日本のマーケットだけを見たら、絶対に農業はジリ貧だ。しかし、世界を見ると、全く景色が変わる。世界の人口はこれから100億人だ。1億人の日本と100億人の世界だったら、100億人の胃袋をつかむ戦略や政策をどうやって考えるかと考えたら、悩むにしたって前向きな悩みだと思う。日本はそういう方向に早く行かなければいけないと思っている」と話した。
また、「農業やエネルギー、衣料など海外に依存しているところをどうやったら自前でやっていけるかという国作りを新しく始めて、次の世代のために方向は付けたいと思う。そういう政治に舵を切っていくためには、現職を変えなければいけない。現職を変えるということは小林さんが勝つということだ」と小林候補への支持を求めた。