第四など全国6行が共同で来年、てのひら認証を活用した決済サービスの実証実験
第四銀行のホームページによると、同行は、IT技術の調査研究を行う「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」(※)の加盟行および加盟各行が共同で出資する「T&Iイノベーションセンター」と共同で、来年1月、生体情報(てのひら)認証を活用した新型決済サービスに関する実証実験を開始すると発表した。
実証実験では、バンクガード(藤井治彦CEO)が提供する「てのひら認証」による決済技術「SuperMoney」を、銀行の即時決済サービスに組み込み、磁気カードやスマートフォンなどの専用端末を用いない新型決済サービスの有効性などの検証を行なっていく。
第一弾として、来年1月に千葉銀行本部棟内の売店にSuperMoneyを試行導入し、利用料金を銀行口座から即時引き落としを行う。その後、4月には、エリアを千葉県内の一定エリアに拡大し、オープン検証を行う。
(※)フィンテックをはじめ先進的なIT技術を調査・研究するために発足。現在、 第四銀行、千葉銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行の6行が加盟している。