新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」が24日に開館イベントを開催、電子図書館サービスも運用開始
新潟県三条市の滝沢亮市長は12日の定例記者会見で、24日に開館を控える図書館等複合施設「まちやま」のオープンイベントの予定について発表した。開館当日だけでなく、8月31日までをオープン月間として講演会や「まちやま」関連グッズを販売していくほか、開館と同日に電子図書館のサービスも新たに開始する。
「まちやま」は旧三条小学校跡地に建設され、図書館、鍛治ミュージアム、科学教育センターなどの機能を持つ複合施設。隣接する交流広場の「ステージえんがわ」や鍛冶道場との相乗効果で市民の交流や学びの機会の創出を目指す。
24日10時からの竣工式では、「まちやま」の愛称を考案した市民への賞金贈呈などを行うほか、その後のオープニングイベントでは施設を設計した建築家の隈研吾氏による解説会、サイエンスショー、音無美紀子氏の歌声喫茶などを予定している。また、鍛治道場での「たたら製鉄 再現イベント」をはじめ、体育文化会館、ミズベリング三条(信濃川の河川敷)、KYOWAクラシックカー&ライフステーションといった市内各地でもイベントを実施する。
24日から8月31日までの期間はオープン月間として、絵本作家による講演会なども順次開催していくほか、開館記念の缶バッジやトートバッグなどの販売する。滝沢市長は会見の中で「『まちやま』がいよいよオープンする。盛りだくさんのイベントを用意しているので、たくさんの方のご来場をお待ちしている」と期待を込めた。
また、新たな図書館の運用開始に合わせ24日から、近隣の燕市などでも導入している電子図書館サービスも開始する。貸出可能冊数は現在1,500タイトルから2,000タイトルで、今後も追加していく予定。利用には、図書館窓口で利用者IDなどを取得する必要がある。
なお、開館イベントに伴い24日9時から17時30分までのあいだ、「まちやま」周辺の道路は一部通行止めとなる。市ではイベントへの来場の際は、市役所や三条地域振興局などの施設駐車場や、臨時運行するシャトルバスの利用を呼びかけている。
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図書館等複合施設「まちやま」 webサイト / Twitter
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