相川火力発電所3号機(新潟県佐渡市)が建屋内の火災警報発生に伴い運転停止

東北電力ネットワーク株式会社(仙台市)は12日、同社相川火力発電所3号機(新潟県佐渡市、定格出力7,500kW)建屋内において火災報知器が作動し、手動により運転停止したと発表した。今回の事象による負傷者や、発電所敷地外への影響はなく、佐渡島内の需給見通しについても安定供給が可能と見込んでいる。

相川火力発電所3号機は12日の0時14分ころ、約6,000kWで運転中に建屋内において火災報知器が作動。東北電力ネットワークは消防署に通報するとともに、手動により運転を停止した。運転停止後、消防署員と東北電力ネットワークが建屋内に入り、発煙を認めたが、火気のないことを確認した。同日9時25分からは、佐渡消防本部と佐渡警察署による実況見分が行われており、原因などの詳細について確認中。

東北電力ネットワークによると、相川火力発電所については、1号機が現在も運転を継続しており、2号機は定期点検により運転停止中。佐渡島内の需給見通しについては、安定供給が可能と見込んでいる。

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