「私の人生はジャパニーズドリーム」、元横綱の日馬富士公平氏が新潟県の花角英世知事を表敬訪問

元横綱の日馬富士公平氏

元横綱(第70代)の日馬富士公平氏は12日、新潟県庁を表敬訪問し、新潟県の花角英世知事へ、新モンゴル日馬富士学園の子どもたちの様子や新潟との交流などについて報告した。

新モンゴル日馬富士学園は、2018年にウランバートル市(モンゴル国)に開校。元横綱の日馬富士公平氏たちによって創立され、日本式教育を旨とする学校。小中学校のカリキュラムを備え、現在約1800人が在学している。2022年5月には、モンゴル訪問中の林芳正外務大臣が視察した。

新潟県三条市に所在する「一般社団法人新モンゴル日馬富士サポート協会」は、新モンゴル日馬富士学園などで使用する机や椅子などの学用品を、日本国内の小中学校から不要となったものを募り、送付しているサポート協会で、これまでに机と椅子それぞれ約1,000個、書籍1、000冊以上、ランドセル約30個を送り、現地の子どもたちに活用されている。

花角知事と対面した日馬富士公平氏は「新潟県は教育の歴史が深い。(新モンゴル日馬富士学園の生徒たちが)新潟県の学校の子どもたちと、いい絆、いい関係を築いていきければいいと思う」と語った。

つづけて「私の人生はジャパニーズドリームだと思う。良いチャンスや、良い出会いに恵まれている。うちの学生にも様々な交流や出会いをさせていきたいという想いが強い。将来の良い人材や良い絆を作っていきたい。両国の架け橋となれるように一生懸命活動しているのでよろしくお願いします」と自身の想いを話した。

会談は和やかな雰囲気のまま約20分程度行われ、最後に花角知事から、新潟県見附市で作られたモンゴル産カシミヤのマフラーが贈られた。日馬富士公平氏は贈られたマフラーを着け笑顔を見せていた。

贈られたカシミヤのマフラーを身に着ける日馬富士公平氏(写真左)と新潟県の花角英世知事(写真右)

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