新潟県新発田市、魚沼市、南魚沼市で新たに新型コロナウイルス感染患者を計3人確認
南魚沼署関連の感染者は計17人に
新潟県は12日16時30分、県内219例目から221例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。
219例目は南魚沼市在住で警察官の30歳代男性。11日深夜に判明した217、218例目とともに、南魚沼署の警察官である203から213例目、216例目の濃厚接触者となる。症状と経過に関しては、8日に悪寒と関節痛の症状があり、9日に発熱、12日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在は無症状である。行動歴については、8日にイオン六日町店において、パトカー・白バイ展示体験イベントに出席していた。
中山均健康対策課長は「イベントに参加された県民の方々から不安の声が寄せられている。男性はマスクや手袋などの感染対策をしていたためイベント内での濃厚接触者はいないと認識しているが、不安な方は最寄りの保健所へ電話で問い合わせてもらいたい」と話した。
また、217例目と218例目の症状の経過に関しても発表した。
217例目の20歳代男性は、5日に発熱、鼻水、咽頭痛の症状があり、11日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在も鼻水と咽頭痛の症状がある。
218例目の30歳代男性は、無症状であり、同じく11日のPCR検査の結果、陽性が判明した。
南魚沼署関連の感染者は計17人。署内の職員92人の検査は全て終了し17人以外は陰性が確認されており、今後県は家族などの接触者を調査していく方針である。また、今回の南魚沼署の状態を「クラスター」と認定するかどうかに関しては、全貌が解明されたのちに専門家等と相談して決めていくという。
魚沼市と新発田市でも感染者を確認
220例目は魚沼市在住で学生の10歳代女性。8日に長岡市で確認された196例目患者と学校外の同じサークルに所属し、12日に接触者として検体採取され陽性が判明した。現在の症状は無症状。
221例目は新発田市在住で会社員の30歳代男性。現在感染経路は不明。
2人とも行動歴や接触者・濃厚接触者は現在調査中。
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