新潟市の朱鷺メッセで「フードメッセinにいがた2020」が開催中

「フードメッセinにいがた2020」会場の様子

食の総合見本市「フードメッセinにいがた2020」が11日から13日までの3日間、朱鷺メッセの展示ホールで開催中だ。

第1回目のフードメッセは2007年に行われ、今年が12回目の開催となる。毎年コンスタントに参加会社数を伸ばしていたが、今年はコロナウイルス感染症の影響で、出展社数は前年の約半分程度の237社、ブース全体の広さも昨年の3分の2程度に縮小された。そんな中でも、会場全体には活気があり、ブース間での交流や、ブースとは別途に設けられた商談スペースで、出展者とバイヤーが談合する様子も見られた。

フードメッセの運営にも携わる、新潟市農林水産部食と花の推進課参事(課長)坂井玲子さんは、今回のフードメッセについて、「昨今のコロナ禍で、食に関わる人たちの商談場が今年に入ってからほとんど無かった。コロナによって客足が遠のく意外にも、このような商取引自体が行われなかった事による損害も大きかったのではないかと思う。そういった意味でも、今回の参加者は皆気合が入っている」と話した。

 

また坂井氏は、今年のフードメッセの特色として、「今回も商工会議所単位での参加が多いので、小さな食品メーカーが多数出展しているのが特徴。これはバイヤーにとって、『普段出展会に出ることのないような、小さなメーカーを知ることができる機会』になるので、県外のバイヤーからは大変好評をいただいている。他にも、食品食材ブースと、機械器具ブースの出展面積がほぼ半々なので、ブースを展示している会社様同士のマッチングも起こりやすい環境になっている」と話した。

明日の13日(金)が最終日。明日はセミナー会場にて、午前11時から「最新のグローバル食品トレンド」の講習と、午後1時から「第5回6次化大賞表彰式」が行われる。

◎フードメッセinにいがた2020
会場 朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター展示ホール)
時間 11月13日(最終日) 10:00〜16:00

6次化ブースに出展している「サンファーム泉」

(株)Fujitakaの野菜販売機

西蒲区の伝統野菜である食用菊「りゅうのひげ」

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