「新しい3K、稼ぐ・効率化・簡略化」新潟県五泉市で若手農業家の取り組み発表会を実施
新潟県農業改良クラブ連盟は14日、新潟県五泉市で令和4年度「サマーフェスティバル(第61回新潟県農村青少年技術交換大会)」を開催した。連盟に加入した県内各地のクラブの若手農業家を集め、各クラブで行う取り組みや成果についての発表をクラブの代表者が紹介した。
冒頭、五泉市の田邊正幸市長が挨拶し、「汚い、危険などの古い3Kという言葉があります。ここにいる皆さんは新しい3Kとして、稼ぐ・効率化・簡略化に向かって取り組んでいると思う。現在農業情勢は目まぐるしく変化をしている。その中で、皆さんが力強く結ばれたチームワークと農業にかける情熱が農業の発展に繋がると思う」と話した。
発表のルールは、持ち時間は1課題10分とし、その後、質疑応答を2分行うというもの。参加者はスライドショーを使いながら自分の所属するクラブの活動内容を説明し、発表後は各分野の専門家からの鋭い指摘に答えていた。
10個のクラブが参加し、最優秀賞、優秀賞、優良賞を選定し、最優秀賞を獲得した参加クラブには、「新潟県農林漁業担い手対策推進会議賞」が授与される。尚、最優秀賞を獲得したクラブは、11月に石川で開催される北陸ブロック大会に新潟県代表として出場するという。
発表を行った、「柏崎Yes農クラブ」所属の春日知代さんに感想を聞くと、「すごく緊張しました。周りにはやる気の溢れた、農業家ばかりなので大変良い刺激になった。これから、もっと頑張っていかなきゃいけないなと思う」と語った。