新潟県内で新たに2名の新型コロナウイルス患者
新潟県は15日、新たに新型コロナウイルス患者2名が確認されたと発表した。県内227、228例目で、これで県内の感染者は226人となる。
227例目は新発田市の50歳代女性で県立坂町病院の看護師(病棟勤務)。13日に38度台の発熱、関節痛、頭痛があり、14日に医療機関を受診。15日PCR検査の結果、陽性がわかった。11、12日は出勤しているという。なお現在のところ、県外への往来や、県外在住者との接触などの行動歴は確認されていないという。
現在、37度台の発熱、関節痛、頭痛がある。
坂町病院では院内感染の状況を引き続き調査するほか、院内の消毒を強化したという。また職員に濃厚接触者がいるため、外来診療については透析、インフルエンザ予防接種を除き当面休診とする。入院診療についても、当分の間、手術の延期など一部制限を行う。今後の診療体制については、濃厚接触者のPCR検査の結果を踏まえ、ホームページなどで知らせる。
これから濃厚接触者(同僚など)を中心に50人程度のPCR検査を行う予定だが、現在、濃厚高接触者で体調不良を訴えている人はいないという。
228例目は南魚沼市の40歳代男性会社員。13日に223例目(12日に感染が確認された南魚沼市の20歳代男性会社員、職場同僚)の濃厚接触者としてPCR検査を実施。14日判定保留のため再度PCR検査を実施し15日陽性がわかった。13日は出勤しているという。
陽性がわかった15日から咳、鼻、咽頭の違和感が出現し、現在咳がある。
一方、12日に陽性が判明した三条保健所管内在住(本人の意向で居住市町村名は非公開)の警察官は、南魚沼警察署でクラスターが発生したたため、11日から南魚沼署に応援派遣された。その後、12日に218例目(南魚沼警察署の30歳代男性警察官)の濃厚接触者として(南魚沼保健所管内で検体採取し)PCR検査を実施し陽性がわかった。
(その後、三条保健所管内で検体採取し13、15日にPCR検査を行ない、いずれも陰性だったという。現在は無症状)
現在、三条保健所長の意向もあり入院せずに13日から自宅療養中。入院をせずに自宅療養をするのは県内では初のケースだという。