新潟県長岡市のリバーサイド千秋で、新潟空港をPRする県内巡回イベントの第2回が開催
新潟県と複数航空会社の関係者が一体となり新潟空港の利用促進を図る「新空プロジェクト」は15日、新潟県長岡市のリバーサイド千秋にて新潟空港をPRするイベントを開催した。
この催しは、11月1日から行われている県内3箇所と福島県会津エリアを回る出張キャラバンイベントの一環であり、前回は上越市の直江津ショッピングセンター・エマール1階で開催された。イベントでは航空機の安全性と旅先での感染予防を告示啓発する映像の上映や、旅行代理店に旅行の相談ができるブース、新潟空港から直行便が就航している観光地のお菓子などが当たるサイコロゲームコーナーが設置され来場者を楽しませた。
新潟県交通政策局空港課の秋山和幸政策企画員は「出張などビジネスでの利用者は一定までは回復したものの、テレワークの普及などで以前ほどの利用者数は見込めない。そのため、観光利用の回復の方が重要になるとの見方が航空会社や観光業界にある」と話す。
一方で、県内では南魚沼市の集団感染がクラスターと認定され、全国的にもいわゆる「第3波」とも言われる新型コロナウイルス患者数増加していることなどから、空港・観光業界は再び厳しい状況が続くことも考えられ、「新空プロジェクト」のような企業間・官民連携の試みに注目が集まる。秋山企画員は今回のイベントについて「感染状況が不安な状態が続いているが、航空会社や旅行会社とともに皆様が安心して新潟空港や旅客機を利用できるように努力していきたい」と話した。
次回は29日午前10時から、新潟市中央区の万代シティバスセンターで開催し、12月12日と13日には福島県会津の「道の駅 猪苗代」での開催も予定されている。また、Instagram上での新潟空港をテーマとしたフォトコンテストも開催中である。
【新潟市中央区 万代シティバスセンター】
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