「第4回 6次化大賞」が発表
「グランプリ」は燕商工会議HIENのプロジェクト
「第4回 6次化大賞」の結果発表が7日に行われ、最優秀賞の「グランプリ」に、燕商工会議HIENのプロジェクト「HIEN/BLACK RICE CRACKER(黒米ライスクラッカー)」が輝いた。HIEN(飛燕)は燕市のフードブランド。幻の古代米といわれ、新潟だけしか栽培が許可されてない、紫黒もち米『紫宝(しほう)』を使い、ポリフェノール含有を売りにした商品を相次ぎ商品化し35~45歳の女性に提案している。
6次化大賞は、「にいがた6次化フェア2018」や「フードメッセinにいがた2018」に出展する6次産業化に取り組む全国各地の事業者を対象に、「事業内容」「将来性」「継続性」などを基準に優れた商品を顕彰するもの。1次審査を通過した出展社15社がプレゼンテーションを披露し、審査委員(バイヤー、6次産業化プランナーなどで構成)が審査し選考した。
審査委員長の大慈弥晶土氏は、「(エントリー商品の中には)世界に発信していただける商品が多くあった。さらに発展していけるよう応援していきたい」などと語っていた。
なおグランプリ以外の受賞は以下の通り。
<準グランプリ>
株式会社高千穂ムラたび(宮崎県)=「米ぬかのお菓子 おぬかさんとおゴマさん 黒ゴマ」
<日本食糧新聞社賞>
株式会社脇坂園芸(新潟県)=「ドライエディブルフラワーパウダー(乾燥食用花)」
<入賞>
農村木島平株式会社(長野県)=「ふわふわロールケーキ(ブラムリー)」
ファーストファーム株式会社(新潟県)=「ヤギ乳100%使用 ヤギさんのバター」