新潟市の中原市長が新潟駅高架工事を視察
新潟市の中原八一市長は17日、新潟駅高架工事の視察を行った。視察では、高架上ホームと線路の工事の様子、新たに作られているバルターミナルの工事の様子を視察した。
中原市長は、視察後の会見で、「新潟駅は57年ぶりのリニューアルとなる。市民の皆様には是非期待してほしい。新潟駅の高架化、駅周辺の整備が終わると、新潟駅は『人・モノ・情報』が集まる活気あふれる駅となる。こうした勢いを、新潟県全域にまで広げていきたい」と話した。
さらに続けて、「新潟駅は市民だけでなく、県外の方も利用する、新潟の玄関とも言える場所だ。新潟駅を利用する全ての人に、『新潟にはこんなに素晴らしい駅があるんだ』と良い印象を持ってもらえるようにしたい。また、万代橋から古町にかけての利便性が高まるので、駅周辺の様々な場所をイメージできるような場所となるように、整備を進めていきたい」と話した。
現在、新潟駅は令和3年度末完成予定で、駅で分断されていた南北の市街地を繋ぐための鉄道の高架工事を行っている。1番線路と2番線ホームで完成となるが、そこから、配線作業や路線の切り替えなどが順次行われ、その後、国の検査や試運転などを経て順次、供用開始となる。また、バスターミナルの整備を進めているほか、駅前広場の整備も行われる予定。