太鼓芸能集団「鼓童」が新潟県新発田市公演に先立ち二階堂市長への表敬訪問と太鼓パフォーマンスを披露

新潟県佐渡市を拠点に国際的な公演活動を展開する太鼓芸能集団「鼓童」は20日、新潟県の新発田市役所を訪れ、二階堂馨市長への表敬訪問と、太鼓パフォーマンスを市民に披露した。

二階堂市長を訪れたのは、鼓童メンバーの小松崎正吾氏、三浦康暉(こうき)氏、新山萌氏の3人。新発田市の鼓童の日ごろの活動への支援や、佐渡金山の世界遺産登録についての後押しに対して感謝した。

二階堂市長は「今年も皆さんの太鼓を聞けるということで市民も期待をしている。(鼓童の演奏で)コロナを吹っ飛ばしてください」と話し公演への期待を寄せた。また、佐渡金山の世界遺産登録推薦について二階堂市長は、「市長会の会長をやっているが、佐渡をみんなで応援していこうと言っている。佐渡が上がっていくことで、他の市町村も上がっていけると思う」と話した。

二階堂市長への表敬訪問後、鼓童メンバーの3人は新発田市役所1階「札の辻広場」において太鼓パフォーマンスを披露した。約15分の太鼓パフォーマンスに、集まった市民が拍手を送り楽しんだ。

太鼓パフォーマンス後には、22日に新発田市民文化会館(新潟県新発田市)で行う公演のPRをした。新発田市民文化会館の公演では鼓童メンバー14人が出演し、全11曲を披露するという。鼓童の小松崎氏は、「生音で感じていただくことが太鼓の魅力のひとつ。興味があるけど一歩踏み出せないという人がいたら、一緒に行こうよと声をかけ来ていただきたい」と話した。

鼓童は現在、「創立40周年ツアー 鼓童ワン・アース・ツアー2022〜童(わらべ)」を行っており、5月から9月までの期間で全国32カ所を巡っている。ツアー22カ所目となる新発田市民文化会館公演の翌日23日には、南魚沼市民会館(新潟県南魚沼市)にて公演を行う。

また、8月19日から22日の期間では、毎年佐渡市で開催している野外フェスティバル「アース・セレブレーション2022」が行われる。2年連続でオンライン開催となっていたが、今年は3年ぶりの通常開催となる。世界遺産登録で注目される佐渡をさらに盛り上げていく鼓童の活動に期待が寄せられる。

新潟県新発田市の二階堂市長に表敬訪問する鼓童メンバー(左から)新山萌氏、三浦康暉(こうき)氏、小松崎正吾氏

新発田市役所1階「札の辻広場」で太鼓パフォーマンスをする鼓童メンバーの3人

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