南北市街地をつなぐ生活道路が開通、新潟市中央区幸町地先で区画道路開通イベントを開催

新潟市は21日、鉄道高架下を利用して新設した区画道路1、2号の開通イベントを開催した。新潟市の中原八一市長や近隣住民などが参加し、開通を祝った。

新潟市が進める新潟駅付近連続立体交差事業においては、新潟駅の全線高架化が6月に完了。それに続いて、鉄道高架下を利用した区画道路の整備を進めているもので、21日正午ごろから区画道路1、2が開通する運びとなった。今回の開通により新潟市中央区の幸町と東幸町との行き来しやすくなり、交通の利便性が向上することとなる。

中原市長は挨拶で、「区画道路1号、2号が皆さまの協力のもとで、本日午後に開通することになった。周辺住民の利便性の向上が図られるとともに、市街地の立体化をすすめられることとなり、大変嬉しく思っている。どうか地域の皆さまからは、この道路に親しみをもって今後ともご利用いただければと思う」と話した。

開通イベントでは新潟市の中原市長のほか、近隣の町内会会長などがテープカットセレモニーを行い、区画道路の開通を祝った。

今後の新潟駅付近連続立体交差事業では、歩行者と自転車が通られる区画道路3号を令和4年度内の開通を目指し工事を進めて行く。また、旧天神尾踏切の区画道路4号と旧米山踏切の区画道路5号は、令和5年度に歩道を整備する計画となっている。

新潟駅付近連続立体交差事業の区画道路1、2号開通イベントでテープカットを行う新潟市の中原八一市長(右から4人目)

区画道路1号

区画道路2号

(文・撮影 中林憲司)

【グーグルマップ 区画道路1号】

【グーグルマップ 区画道路2号】

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