「敬意を表したいと思う」新潟県中小企業青年中央会が新潟市中央区で花角知事を招き、懇談会を開催
新潟県中小企業青年中央会は21日、ホテルイタリア軒(新潟市中央区)で、新潟県の花角英世知事を招き、知事懇談会を開催した。
新潟県中小企業青年中央会とは、県内にある中小企業組合青年部または若手経営者などが加入し、各種事業を通じて会員相互の研鑽・親睦・情報交換を図りつつ、企業と組合の後継者としての資質の向上を図ることを目的に昭和51年9月に設立された。
新潟県各地で事業を展開する新潟中小企業青年中央会に所属する会員が実施した取り組み事例や成果などを、各組織の代表者がスライドショーを使いながら説明した。
新潟県すし商生活衛生同業組合の「プレミアム付きすし券」を使った県民への消費喚起に結び付けるための取り組み、新潟県旅館ホテル生活衛生同業組合の宿泊施設・酒造・花火業界の3つの業界が連携して取り組む消費喚起・需要拡大に結び付けるための事業など、多種多様な事業の紹介・発表が行われた。参加した会員は、厳粛な雰囲気で発表者の発言に耳を傾けていた。
出席した花角知事は、「色んなことに挑戦していることが発表を通してわかり、本当に心強いと思った。県の経済全体にも皆さんの挑戦が良い影響をもたらしてくれると思う。引き続き頑張って欲しいと思う」と一連の発表を聞いた感想を述べた。
その後、1つ1つの発表に対しての感想を述べた後、「上手くいくものも、そうでないものもあると思う。でも、とにかく何か始めないと動いていかないという中で、(新潟県中小企業)青年中央会の皆さんは、毎年、毎年、発表会も含めて色んな取り組みに挑戦をしてることに、改めて敬意を表したいと思う」と語った。