新潟県が新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催

コロナウイルス感染対策本部会議の様子

新潟県は20日、新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、コロナウイルスの感染状況や、感染拡大防止についての今後の対応、今後のGo To Eatの対応、12月中のイベント開催の開催制限などについて議論した。

会議終了後の県の説明によると、コロナウイルスの感染状況について、「県内の高齢者施設(新潟市西区)でクラスターが発生したが、対応医療機関や検査機関の協力のおかげで、感染者を分散して搬送することができた。医療機関の逼迫状況については、まだ持ち堪えている状況だ。重傷者は一名確認している」という。

警報の発令については、「現在のコロナ患者の医療機関収容者数は、警報発令基準(入院病床利用者60人以上)を超えているものの、今週以降順次解消していく見通しなので、今のところ警報は発令しない。県民に対しては、コロナ感染拡大防止にかかる注意報を出しているので、感染者数ばかりではなく、実態に目を向けて、個人レベルで感染防止に努めていただければと思っている」と話した。ただ、「今回の決定は現在の状況を鑑みてのもので、今後の状況で随時対応を変えていく」とした。

Go To Eatに関しては、「『Go to Eatは4人以内での使用に限った方が良いのではないか』という問い合わせも頂いているが、今のところ人数制限は設けない。県では、食事会に関しての感染対策ガイドラインを出しているので、ガイドラインに遵守しながら感染に注意してGo To Eatを利用してほしい」と話した。

12月中のイベント開催制限に関しては、11月12日付、内角官房長官新型コロナウイルス感染症対策推進室長通知の制限内容に準拠するとして、原則として現在の取り扱いを維持する方針だ。

食事会に関する県の資料

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