ペット葬祭センター(新潟市北区)の納骨堂が26日にリニューアル完成、内装を祈りに相応しい落ち着いたトーンに刷新
ペット葬祭業(葬儀セレモニー、火葬、墓地・納骨堂の運営)を営む株式会社ペット葬祭センター(新潟市北区)は、1987年に新潟市内で2番目に古いペット霊園として開業した「ペット葬祭センター」(新潟市北区)の「納骨堂」のリニューアル工事を行っており、11月26日に完成する。
納骨堂は、供養したペットのお骨を預かり、お参りしてもらう施設。今回のリニューアルは、2015年に実施した葬儀場・火葬場(母屋)の建て替えに続く、施設整備の一環。
国内のペット関連市場は、飼育頭数が伸び悩む一方、ペットを家族の一員やパートナーと考える飼育者が増えていることを背景に、過去5年以上にわたって前年比101%の成長を続けており、市場規模は2018年の約1.5兆円規模から2021年には約1.61兆円に増加すると見込まれている(※)。
こうした中、開業当初に建設した納骨堂築30年程が経過し、内外部ともに傷みが目立ってきてという。そこで、「家族としてのペットのお骨を預かり、お参り頂く環境に相応しくない」と判断、この度、納骨堂のリニューアル(改築)工事に至ったという。
工事によって、内装を祈りに相応しい落ち着いたトーンに刷新したほか、風除室を作り替え、外壁の取り替えを行うことで、痛んだ以前の建屋からは見違える姿に一新することができたという。
同社では、現在、納骨堂に400件超のお骨を収納してもらっているが、リニューアルを機にさらなる利用促進を図っていく。
(※)矢野経済研究所2020年2月10日「ペットビジネスに関する調査を実施(2020年)」より。