新潟市内で新たに1012人の新型コロナウイルス感染症患者を確認、市内新規患者数は2日連続で過去最多を更新
新潟市は22日、市内で新型コロナウイルス感染症患者が新たに1012人確認されたと発表した。21日の730人につづき2日連続で過去最多を更新した。
患者の区別の内訳は、中央区359人、西区201人、東区168人、北区91人、南区28人、江南区55人、秋葉区56人、西蒲区51人。
年代別では10歳未満が119人、10歳代が166人、20歳代が185人、30歳代が163人、40歳代が161人、50歳代が99人、60歳代が61人、70歳代が38人、80歳代が11人、90歳以上が9人。
症状については、無症状が9人、軽症1003人。中等症や重症はいない。
感染経路については、既存患者と濃厚接触があった人が508人、県外往来の人が63人、不明の人が441人。
22日は、新たに5か所の集団感染を確認した。概要については下記のとおり。
・学校関連で、合計11人
・学校関連で、合計12人
・学校関連で、合計12人
・学校関連で、合計11人
・高齢者施設関連で、合計10人
週で見ても19日連続で前週同曜日比で増加。週単位(16日から22日)でも3220人で過去最多かつ先週比2.2倍。新潟市保健管理課の山賀健課長は会見の中で、「BA.5」への置き換わりや、3連休に伴う人流の増加、連休明けへの検査数の集中が22日の新規患者数の急増につながったと見ているという。
また感染の傾向について「40歳代以下が約78%を占め、行動の活発な世代で感染が広がっている」と話し、「これから夏休み、お盆の期間に入って人の活動も活発化する。基本的な感染対策の継続と、積極的なワクチン接種を改めてお願いする」と呼びかけた。