「ワクチン接種加速化センター」新潟県の花角英世知事が4回目のワクチン接種を行った

新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける、花角英世知事(代表撮影)

新潟県の花角英世知事は23日、万代メディカルクリニック(新潟市中央区)で4回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を行った。ワクチンの種類はファイザー社製。花角知事は2月19日に3回目の接種を受けた。

県内の60歳以上の4回目のワクチン接種率は18日時点で6.3パーセントとなっている。全国の60歳以上の4回目のワクチン接種率は11.2パーセントとなっており、新潟県は平均を下回る結果になっている。これは、3回目のワクチン接種が積雪などの影響で遅延した結果の影響を受けたものと考えられている。

新潟県のホームページによると、県内の12歳以上の3回目のワクチン接種率は、18日時点で77.4パーセント、全国の接種率が68.8パーセントとなっており、新潟県の3回目のワクチン接種率は全国でも高水準となっている。

花角知事はワクチン接種後、報道陣の取材に応えた。「万代シティ内の万代メディカルクリニックと長岡のリバーサイド千秋内にあるエールワクチンセンターにワクチン接種加速化センターを設置した。金曜日の夜や土曜日に接種できるような環境を作っているので、是非活用して欲しい」と花角知事は県民にワクチンの接種を促した。

県内の現状の感染状況についての質問を受けると、花角知事は、「入院者数自体は少ないというのは実態としてあり、入院に伴う医療機関への負荷は、ある程度抑えられていると聞いているが、外来に負荷がかかっていると聞いている。基本的な感染防止対策を1人1人の県民の皆さんに、ワクチン接種も含めた感染防止対策を改めてお願いしたい」と語った。

万代メディカルクリニックプライマリケア医の西山佑樹医師は、「ワクチンを接種することで、発症の予防効果も一定は期待できると思うし、打つことによって人に感染させないという効果もあると思う。やはり重症化予防、そこがすごく重要だと思うので、引き続き皆さんには、ワクチンを摂取してもらいたい」と呼び掛けた。

万代メディカルクリニックプライマリケア医の西山佑樹医師

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