新潟県の三条商工会議所が考案したカードゲーム「匠の守護者」のコスプレコンテストを開催
新潟県の三条商工会議所青年部は22日、同所の考案したカードゲーム「匠の守護者」のコスプレコンテストを12月1日からTwitterとInstagram上で開催することを発表した。優勝者には企業公認レイヤーへの認定などの賞品が授与される。
「匠の守護者」は、三条商工会議所青年部発案した燕三条企業を擬人化したトレーディングカードゲーム。日本アニメ・マンガ専門学校の学生と協力し、これまでに地域内の計50社をカード化。2019年3月に第1弾、同年10月に第2弾が発売され、累計2万5,000枚以上を売り上げる商品となっている。来春にはさらに多くの企業を擬人化した第3弾も発売する予定だ。
今回はさらにこのプロジェクトを盛り上げるため、「匠の守護者コスプレコンテスト」を開始する。応募方法は、特設応募サイトへ事前に申し込み、TwitterまたはInstagramで「♯匠の守護者コスプレ」のハッシュタグをつけて写真を投稿することで参加可能。募集期間は12月1日から2021年2月15日までで、結果発表は2月23日。
コンテスト優勝者1名は賞品として、三条市内の学校、古民家、廃工場などを利用できる「コスプレ撮影ロケーションの提供」、または企業のwebサイト掲載やイベントなどに参加できる「公認コスプレイヤーへの認定」、または「Quoカード3万円分」のいずれかを選択できる。また、参加賞も用意されているという。三条商工会議所青年部、燕三条セールス委員会の畠弥真人副会長は「燕三条には有名な企業も多いが、機械部品の製造など企業向けに商品を展開する企業も多いため、このプロジェクトを通して発信していきたい」と話す。
今回のイベントには、県内でコスプレイベントの開催などに携わる一般社団法人ながおかちゃぶだい(Twitter URL)が告知に協力。県内外のコスプレイヤーを呼び込み、近年のオープンファクトリーの試みと組み合わせて燕三条の「聖地化」をしていきたい考えだ。
なお、「匠の守護者」は「燕三条地場産センター」や「漢学の里 しただ」といった道の駅のほか、参加した地元企業や、BASE、楽天などECサイトでも取り扱っている。
【関連サイト】
三条商工会議所 「TRADING CARD PROJECT」