競争激化などで健康食品販売の有限会社有薬(新潟市中央区)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、健康食品販売の有限会社有薬(新潟市中央区、設立2002年、資本金300万円、風間英子社長)は19日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。なお、破産管財人には後藤直樹弁護士(新潟ルーチェ法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約3,000万円。
2022年2月に設立された健康食品販売業者で、韓国から輸入したクロレラなどの販売を手掛け、一般個人を主体に営業を展開。約5,000万円の売上高を計上していた。
しかし、市況低迷や他社との競争激化などで売上高は減少傾向を余儀なくされ、近年の売上高は約1,200万円に落ち込んでいた。また、損益も赤字の状態が続き、財務内容も債務超過に陥っていたもので、遂に支えきれず、今回の措置に至った。