金子原二郎農林水産大臣が新潟県上越市を視察し、有機農業の取り組みの現地調査や車座対話を実施
金子原二郎農林水産大臣は27日、新潟県上越市を訪問し、有機農業の取り組みの現地調査や農業者との意見交換を行った。
金子大臣はまず、農業生産法人有限会社内山農産(新潟県上越市)を訪れ、現地視察を行った。金子大臣は、高鳥修一衆院議員、上越市の中川幹太市長とともに、スタッフから有機農法の説明を受けたほか、実際にほ場に出て稲の生育の様子を観察したり、スタッフから説明を受けたりしていた。
内山農産の内山博登(ひろと)代表取締役によると有機農業も人の手が必要だが、人の手も限界あるので、是非とも開発や機械化に力を入れてもらいたいと金子大臣に対して要望したという。
内山農産は約50ヘクタールのほ場を管理しており、すべて稲作。うち12ヘクタールが有機栽培をしている。JAえちご上越の農産物直売所「あるるん畑」に出荷しているほか、ネット販売を展開している。
内山農産は県内でも稲作の有機栽培を積極的に行っているということから、今回視察場所に選定されたという。
次に、金子大臣は農事組合法人大潟ナショナルカントリー(新潟県上越市)を視察したほか、最後に上越市役所で農業者との車座対話を行った。